第4回
気仙沼漁港(宮城県気仙沼市)
気仙沼市にある気仙沼漁港は岩手県との県境に位置し、リアス海岸や沖合の世界三大漁場である三陸沖の恩恵を受け、漁業や養殖業が盛んに行われています。
湾口に気仙沼大島を抱き、四季を通して波穏やかな天然の良港であり、優秀な漁船乗組員の高度な技術集積を基に沖合・遠洋漁業の基地として名を馳せてきました。
加えて、水産加工から造船までの幅広い水産関連業を背後に備え、全国の漁船が行き交う国内有数の漁港として、昭和44年3月より全国13 港の特定第3種漁港の一つに指定されています。
平成23年3月11 日に発生した東日本大震災は、本市に人的・生活基盤・経済面の全てに甚大な被害をもたらしました。
震災からの復興に当たり、戦略的方策の一つとして定めた「水産と観光の融合」について紹介します。
水産と観光の融合
気仙沼市の基幹産業である水産業と観光業は、東日本大震災により壊滅的な被害を受け、震災からの復興に当たり、戦略的方策の一つとして「水産と観光の融合」を図ることとしました。

平成31年4月供用開始の魚市場新棟
新設した魚市場新棟は「見学スペース」や「水産情報等発信施設」・魚食普及を目的とした「クッキングスタジオ」を備え、「屋上ポールのライトアップ」を行うことで新たな観光スポットとして整備しました。
- 水産情報等発信施設
- クッキングスタジオ
- 屋上ポールライトアップ
震災以前から魚市場近隣にある複合施設「海の市」では、三陸の海の幸が楽しめるショッピングやグルメのコーナーや氷の中に約450匹の魚が展示された「氷の水族館」、サメの不思議を紹介する「シャークミュージアム」等をブラッシュアップして再建しました。
- 海の市
- 氷の水族館
- シャークミュージアム
また、漁業を支える関連業種の氷屋、魚箱等の梱包資材の商店、漁具屋等の水産業の関連事業者の職場を見学、体験できるコンテンツを展開しています。
