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下関市は、本州の最西端に位置し、三方が海に開かれた地理的特性によって、古くから交通の要衝の地として栄えてきました。下関漁港は、昭和35年に特定第三種漁港としての指定を受けており、JR下関駅西口側にある「本港」は、沖合底びき網漁業の基地、また「南風泊(はえどまり)分港」は、下関特産で有名な「ふく」の水揚げ港です。 下関漁港では、令和3年5月、本港地区の高度衛生管理型荷さばき所が全面供用されました。これに先立ち令和2年2月に完成した下関漁港ビルには、生産、流通、行政等の関係者が連携を取りやすいよう集約されているなど、高度な衛生基準を満たす市場をもつ漁港として、大きく生まれ変わっています。 また、南風泊分港地区においても、現在、令和6年度中の完成を目指し、高度衛生管理型荷さばき所の整備を進めています。 [gallery columns="2" link="none" size="medium" ids="320,321"] 下関市といえば「ふく」を連想される方が多いと思いますが、実は、瓶詰めウニの発祥の地であったり、あんこうの水揚日本一の地であったりと、水産物の宝庫です。 下関市では、「ふく・うに・くじら・あんこう・いか」を下関の水産物5大ブランドとして、PRに努めており、現在、情報発信の強化のため、デジタルパンフレットやPR動画を製作するとともに、これらを活用したイベントの開催によって、消費の拡大を図っています。令和3年度は「ふく」と「いか」、令和4年度は「うに」と「くじら」、最終年度の令和5年度には「あんこう」と、3年間で5大ブランド全てをPRしていきます。 [gallery columns="2" link="none" size="medium" ids="322,323"] そして今、5大ブランドの1つである「くじら」が、下関漁港にとってホットな話題となっています。 令和3年11月、母船式捕鯨で獲れたイワシ鯨の生鮮肉が、下関漁港地方卸売市場に初めて上場されました。一度も冷凍されていない生のイワシ鯨の上場とあって、関係者やメディアが見守る中、活気あふれる市場で次々と高値で競り落とされ、中でも最高級部位とされている尾肉は、1㎏12万円の最高値をつける盛況ぶりでした。 商業捕鯨の再開とともに新たな船出を迎えた「くじらの街下関」では、令和2年5月に、官民一体となって鯨食普及に取り組む「下関市鯨肉消費拡大推進協議会」を設立しました。飲食店における鯨料理の提供促進や、料理人を対象にした鯨肉取扱講習会の開催など、下関市が鯨肉の一大消費地となれるよう取り組んでおり、下関市内では、現在、100店舗以上の飲食店で鯨料理を味わうことができます。 今後も下関漁港に継続的に生鮮肉が上場されることで、「くじらの街下関」に新たな魅力が加わることが期待されます。 [gallery link="none" columns="2" size="medium" ids="324,325"] 近年は、コロナ禍のため、開催できていませんが、下関漁港を盛り上げる2つのイベントを紹介します。 1つ目は、例年11月23日(祝)に開催される「下関さかな祭」です。 新鮮な魚介類をお手頃価格で購入できるため、下関市民だけでなく県内外から、多くの来場者が訪れる、活気のある祭りとなっています(令和元年は38,000人の来場)。また、下関ならではの「ふく刺」や名物の三大鍋「ふく鍋」、「あんこう鍋」、「くじら鍋」をお目当てに長い列をつくる光景が恒例の風物詩ともなっています。 2つ目は、下関漁港を会場とした市民参加型イベントである「下関カッターレース」です。 「海に感謝し、海に親しみ、海洋都市下関を元気にする」をコンセプトに、平成24年にスタートしたものです。全長6mのカッターを1チーム8人が一丸となって、180m先のブイを往復しタイムを競うこのレースは年々、参加チーム、集客数が増加し、盛り上がりを見せています。 [gallery link="none" columns="2" size="medium" ids="326,327"] きらめく食と歴史の街下関へ、皆さんぜひお越しください。