特三の漁港から

第3回

八戸市

作家・司馬遼太郎氏が著書「街道をゆく」の中で、【どこかの天体から人が来て、地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの「種差海岸」を案内してやろうと思ったりした】と、最大級の賛辞をいただいた八戸市は東京から新幹線で約3時間の青森県南東部にあります。県内では珍しく雪が少なく、通年で日照時間が多い、海山川の自然豊かな地域です。

現在、当市では八戸漁港を拠点に生産・流通・加工の構造改革を進める中、魚市場の再編では、3カ所ある魚市場機能を衛生管理の高度化とあわせて1カ所へ集約することとしております。先行着手するハサップ対応型魚市場A棟と、いか釣漁業対応のB棟(増築分)については、来年3月完成の予定です。

八戸漁港の風景

八戸漁港の風景

12月には東北新幹線全線開通・新青森駅開業を迎え、より多くの皆様に水揚げ日本一のイカや八戸前沖さばなどの新鮮な水産物を安心して食べていただけるよう、今後も取り組んでまいります。ぜひ「八戸へおいでやんせ」・・・。