会議等

2024.06.27

第24回日韓漁港漁場漁村技術交流会議 開催報告

 

日韓漁港漁場漁村技術交流会議は、漁港漁村のインフラ整備に係る計画、建設、維持管理及び関連技術に関する諸問題に関し、日韓両国が互いに話題を提供し、相互に意見交換することを目的として平成9年(1997年)に日本の社団法人全国漁港協会と韓国の特殊法人韓国漁港協会の間で設立された会議で、爾来、開催地を1年毎に日本と韓国が相互に交代する形で実施されてきています。途中、日本側が平成25年に公益社団法人全国漁港漁場協会へ、韓国側が平成30年に韓国漁村漁港公団へと組織替えがあり、また、新型コロナウイルスの流行により、令和2年から令和4年まで中断を余儀なくされましたが、昨年、第23回会議を東京で再開し、今日に至っています。

本年は、第24回会議が6月27日に韓国全羅南道木浦市において開催され、「漁村消滅危機に対処するための漁村・漁港基盤づくり方案」をテーマとして、日本側3題、韓国側3題の発表が行われ、日韓両国の10名ずつの代表団を含む約80名の参加者による活発な意見交換が行われました。

日本からの代表団は、会議終了後、27日午後は木浦市内にある木浦水産食品支援センター、木浦水産業協同組合、高下島港を、翌28日は同じ全羅南道にある麗水市へ移動して韓国有数の漁港である菊洞港を現地視察しました。