漁港の沿革
 
 博多湾の奥部、九州一の繁華街「天神」の北側に位置する博多漁港は、江戸時代に黒田藩が整備開港したものを受け継ぎ、明治時代に入って、民間資本による埋立造成が行われました。
 その後、昭和初期に底曳網漁業の基地として整備が進められ、製氷冷凍施設の充実により、博多漁港の基盤が整い、昭和35年に特定第三種漁港の指定を受けました。
 博多漁港は、旋網漁業・沿岸漁業の水揚漁港としての産地機能と、背後に福岡都市圏人口 250万人の大消費地を抱えた消費地機能を併せ持つ漁港です。博多漁港は、「福岡市中央卸売市場鮮魚市場」を中央に擁し、沖合漁業や沿岸漁業の水揚げに加え、韓国や中国からの生鮮水産物、九州各地からの陸上搬入漁獲物の中核集積基地としての役割を担っており、平成28年の取扱金額は約457億円で全国第1位、取扱量は約7万トンで全国第10位となっています。取扱量の多い魚種は、第1位は「ぶり類」、第2位は「さば類」、第3位は「あじ類」となっています。
 鮮魚市場では、市場基幹施設の抜本的な整備充実と市民に開かれた新しい市場づくりを推進するため、平成5年度より再整備事業に着手し、平成19年3月に完了しました。また、卸売場棟の排ガスや粉塵、鳥の侵入等の衛生面の課題を解消するため、平成27年8月より、卸売場棟の建替・改良や構内運搬車両の電動化などの高度衛生管理整備事業を進めるとともに、博多漁港では、大規模地震が発生した場合にも、早期に水産業の再開が可能となるよう、岸壁の耐震強化も併せて進めています。
 

 
■漁港の指定
昭和27年(1952年)
7月29日
■漁港管理者の指定
昭和28年(1953年)
3月14日
■鮮魚市場の設置
昭和30年(1955年)
6月1日
■特定第三種漁港の指定
昭和35年(1960年)
3月21日

博多漁港の現況
 
1.登録・利用漁船
区 分
登録漁船
利用漁船
隻   数(隻)
23
666
総トン数(トン)
4,791.1
34,111.1

2.漁業区分別属地陸揚量及び陸揚金額
区 分
陸揚量(トン)
陸揚金額(百万円)
沖合漁業
10,930
2,827
沿岸漁業
63
52
運 搬 船
1,177
915
総 数
12,170
3,794

※数値は平成28年港勢調査による。
3.主要魚種別取扱量
魚 種
数量(トン)
ぶり類
9,183
さば類
8,855
あじ類
6,207
いわし類
6,161
たい類
5,662
いか類
4,680
まぐろ類
2,362
貝類
2,117

※数値は平成28年福岡市中央卸売市場鮮魚市場年報による。



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